グローバルIP(グローバルアドレス)は、
インターネットに接続された機器に世界的に一意に割り当てられたIPアドレスです。
勝手に好きなアドレスを名乗ることは許されず、
アドレスの管理団体に申請して割り当てを受けなければなりません。
といっても、あなたがそのような機関を探して申請する必要は無く、
通常はプロバイダや学校・会社でまとめて割り当てを受けていますので、
その一部を使わせてもらいましょう。
ローカルIP(ローカルアドレス、プライベートアドレス)は、
組織内で勝手に使ってもよいアドレスです。
グローバルアドレスの一部がこうした用途のために空けられていて、
インターネット上ではそのアドレスを誰も使わない代わりに、
各々が組織内のネットワークで自由に使っても良いことになっています。
「192.168.」で始まるアドレスなどが良く知られています。
ローカルIPではインターネットにはつなげないので、
ローカルIPとグローバルIPの両方を持った機器(ルータやゲートウェイなど)をネットワークの境界に置き、NATやプロキシなどの技術を使って中継してもらう必要があります。