お:
これは、ネチケットについて書かれたページでよく言われてることなんだけど…インターネットは、基本的に文章だけの世界だから、表情なんかが見えないの。その分、表現に気をつけないと誤解されやすいのね。
べ:
おねーさんも、まともな性格だってよく誤解されてるもんね。
お:
…べるたん。後でちょっと、人気のない薄暗い路地に来てちょうだい。話があるから。
…それはさておき、例えば…そうね、街で会った友達が『教育勅語は素敵なんです!』って力説してたら、べるたんならどうする?
べ:
とりあえず縁を切るよ。それで、多分もう二度と会わない。
お:
…ちょっと例が悪かったみたいね。
じゃあ…友達が、笑いながら『バカか、お前は?』とか言ったらどうする?
べ:
うーん…話の流れにもよるけど、別に怒ったりはしないと思うな。
お:
チャットの最中に、『バカか、お前は?』って言われたら?
べ:
それは…ちょっとカチンとくるかもしれない。
お:
そういうことよ。
表情が見えないから、冗談で言ってるのかそれとも本気なのか分からないのが、インターネットの難しいところでね。フェイスマークや(笑)なんかを使えば少しは柔らかく感じるかもしれないけど、やっぱり限度があるわ。特に、きつい言葉を使うと、使った側が思っているよりもずっと強く受け止められることが多いから注意が必要よ。
『何考えてるんですか?』の一言で大ゲンカが始まった、なんていうことも珍しくないしね。よっぽど親しい相手以外には、敬語を使って丁寧に話す方が安心ね。
べ:
おねーさんも、そういう経験ってあるの?
お:
おねーさんは昔、『病院に行った方がいいんじゃないですか?』って言われたことがあるわね。あのときは本気で腹が立って、どうしてくれようかと思ったけど…
べ:
で、結局どうなったの?
お:
それが、いろいろ聞いてみると悪意でも冗談でもなくて本気で心配してくれてたみたいでね。危ういところでケンカにはならなかったわ。
べ:
…おねーさん。本気で心配されるようなことって、何したの…?
お:
それは聞かない約束よ、べるたん。
…ていうか、本気で聞かないで。おねーさん、まだ警察のお世話になりたくはないの。
べ:
…本気で縁切っていい、おねーさん…?