お:
まあ、Webページっていうのは作成して終わりになるものじゃなくて、作った後も定期的に更新しないといけないんだけど…いつ、どこを更新したかっていうのは、ページのどこかに書いておいた方がいいわね。
更新日時の表示、っていうのは、つまりそういうことなんだけど。
べ:
そうなの? あんまり意味があるのかないのかわかんないんだけど…
お:
んー、そうでもないわよ。それは、更新日時が一週間や二週間違ったって読んでる人には変わりないかもしれないけど、これが一年とか二年になってくると重要な問題になるし。
べ:
っていうと?
お:
例えば、この『ネチケット道場』を考えてみて。メールのネチケットで『メール一通のサイズは50KBまで』って書いてあるでしょう? でも、これは飽くまで2001年の段階では、の話なの。
べ:
でもさ、その50KBっていう基準が決まったのはもっとずっと前なんじゃなかったっけ?
お:
まあね。でも、まだ回線状況のよくない人もいるし、PHSや携帯電話でインターネットに接続してる人もいるから、これがなんとか生き残ってるの。
…でも、逆に言えば、そういう状況が改善されて誰もがブロードバンド接続をできるようになったら、多分この基準は変わることになるでしょうね。
べ:
うん、そうだろうね。
でもさ、それがどう関係あるわけ?
お:
そうなったときに誰かがネチケット道場を見て、『ああ、メールは50KBまでにしないといけないんだなー』って思ったらどうなると思う?
それは『昔はこうだった』っていうだけの古い情報なのに、読んだ人は今でも通用する情報だと思ってしまうかもしれないでしょう?
べ:
それは…嘘をついたわけじゃないけど、なんか悪い気がするよね。
お:
結果的には、騙したようなものだしね。
…つまり、インターネットでは正しい知識っていうのが変化しやすいの。だから、読んでる人にとっても『その情報がいつ発信されたのか』っていうことが重要になってくるわけね。
あるページに書いてある情報が『今も正しい』のか『一年前には正しかった』のかを見分けるのは、インターネットで何かの情報を得ようと思うなら必要な技術よ。で、その助けになるように、自分のページがいつ更新されたのかを書いておきましょう、っていうわけ。
べ:
ふーん。
じゃあさ、インターネットに関係する情報以外のページ…例えば、自分の日記を書いてあるだけのページとかなら、別に気にしなくていいってこと?
お:
…日付も書いてない日記って、日記でもなんでもないと思うんだけど…
それはともかく、更新日時はどんなページでも表示しておいた方がいいでしょうね。日記だろうと何だろうと、インターネット上でWebページに掲載している以上、それは他人に向けて発信してるってことだもの。発信者の義務として、その内容の鮮度は明らかにしておくべきだって、おねーさんは思うけど。
べ:
…けっこうマジメなんだね、おねーさん。
お:
Webページっていうのは、不特定多数の相手に公開してるものだしね。やっぱり、最低限の責任は弁えておくべきだって思うもの。