いろいろな考え方がありますが、
リンクを拒否する権利はないとする説が有力です。
ただ、
「リンクした人は連絡をください」のような注意書きのあるサイトについては、
マナーの問題として連絡したほうが良いでしょう。
リンクには様々な形があるので単純には言えませんが、
一般に、よそからリンクされては困る情報はそもそもインターネットで公開すべきではありません。
また、
リンクを許可したり拒否したりする権利をサイトのオーナーに認める法律も存在しません。
このため、
リンクの仕方をいちいち細かく指定した注意書きや、
「無断リンク禁止」などの宣言は無効であり、
リンクに際して事前に許可は必要ないと言えます。
リンクはそれ自体の性質として誰かの名誉や権利を侵害するわけではないのですから、
自由な言論活動の一部として認められるべきでしょう。
ただし、
フレームを分けてリンク先のサイトをあたかも自分のサイトの一部であるかのように表示させたり、
ニュースサイトの最新記事一覧をリアルタイムに生成して
そのサイトのトップページのコピーのようなページを作るのは、
不適切なリンクの仕方であり、すべきではありません。