閲覧デバイスが多様化してきた現在、
Webサイトにはさらなるスピードが求められています。
本書は、
世界中で広く用いられているCMSである
「WordPress」を中心に据えながら、
このWebサイトの遅さの原因とその改善手法を紹介する書籍です。
WordPressは、
その仕組みから一般的なWebサイトと比較して
反応速度が遅いと捉えられがちです。
しかし、実際のところはそうではなく、
遅さの原因は作り手側の問題であることがほとんどなのです。
この表示スピードが遅いという誤解を解くべく、
HTMLやCSS、JavaScriptといった
フロントエンドの面、
そしてWebサーバやPHP、MySQLサーバといった
バックエンドの面の双方から改善手法を解説しています。
さらに、
安価で自由度も高いことで注目を集めているVPSについて、
その導入方法から運用における注意点にも触れています。
検索エンジンとも親和性の高いWordPressをより高速にして、
利用者にストレスを感じさせないWebサイトに。
本書は、Webサイトを運営される多くの方々のための必携の一冊です。
【目次】
- サイトの表示パフォーマンスがなぜ求められるか
- WordPressの特徴と改善のステップ
- サイドパフォーマンス高速化とは
- プラグインを使わずにできること
- プラグインを使ったパフォーマンス改善
- VPSを使ってみよう
- サーバサイドで行うパフォーマンス改善