あなたはいろんな人のメールアドレスを知っていると思いますが、
お互いに相手を知らない人たちに相手のメールアドレスを知らせてはいけません。
個人情報の漏洩に当たります。
「メールアドレス変更しました」というメールを知人に送るとき、
面倒なので「To」(宛先)や「Cc」(カーボンコピー)に
知人のメールアドレスを羅列して送信する人がいます。
その人たちが同じ仲間内の人たちで、
お互い知っている同士なら問題ありませんが、
例えば、仕事の取引相手と個人的な友人のアドレスを並べて送信してはいけません。
その人の知らない人に勝手にメールアドレスを教えるのは
個人情報の漏洩にあたり、失礼で迷惑な行為です。
そのような用途には、
受信者が他の受信者のアドレスを知ることができない
「Bcc」(ブラインドカーボンコピー)を使いましょう。
個人ではあまり考えられませんが、
会社の業務などで多くの人にメールを送るときにこれをやってしまうと、
最悪の場合、
社会的制裁を加えられたり法的な責任を問われる可能性もあります。
企業の個人情報漏洩事件として報じられている事件のいくつかは、
担当者がお知らせのメールを送る際に
顧客のメールアドレスを「To」や「Cc」に羅列してしまったために起きています。