IPアドレスから個人情報を割り出せるのは、
その人の契約しているプロバイダや所属している学校・会社などです。

そして、それを聞き出すことができるのは警察などに限られます。

誰でも簡単に知ることができる手段は存在しません。

どこでインターネットを使っているかによりますが、
家からプロバイダに接続して利用している場合はプロバイダが、
学校や会社などから接続している場合はその組織が、IPアドレスと個人の対応関係を知ることができます。

これはプライバシーに属する情報ですので、
やたらと公開したり問い合わせに応じたりはしません。

警察が犯罪捜査で令状を持ってきた場合などに限られます。

ただし、
あるIPアドレスがどの組織に属するものであるかは、
公開されている情報により容易に知ることができます。

勤務先からIPアドレスの出る掲示板に書き込んだりすると、
「あなたが書き込んだ」ことは分からなくても「その組織の人間が書き込んだ」ことは誰でも分かるのです。